DELTA 1010 User's Guide : Chapter 422
サウンドをオーディオアプリケーションでレコーディン
グしたり、複数のオーディオアプリケーションのサウン
ドをリアルタイムに再生
/
ミックスしながら、オーディ
オアプリケーションでリアルタイムにレコーディングす
ることまでも可能になります。
入力ポートを名称で表すオーディオアプリケーションで
は、
Mixer IN
と表示されます。入力ポートを数値で表す
アプリケーションでは、
Input 11-12
と表示されます。つ
まり、
DELTA 1010
はオーディオアプリケーションで
12In
10Out
として認識されることになります。
Master Volume
のルーティング(内部パッチ)
リアルタイムミキシング
/
内部ルーティング
リアルタイムミキシング機能は、
DELTA 1010
の中にハー
ドウェアデジタルミキサーが装備されていると理解して
下さい。このミキシング機能は、オーディオアプリケー
ションからの出力と外部機器からの入力をミキシングし
て、
DELTA 1010
アナログ
1/2ch
アウト・デジタルアウト
へ出力することを可能にしています。
一般的なオーディオアプリケーションでは、予めレイテ
ンシーを踏まえた上でプレイバックのタイミングを調整
するため、実際耳に聞こえるサウンドはレイテンシーを
含んでいません。例えば、完成されたリズムトラックの
オーディオファイルをモニターしながらギターをリアル
タイムでレコーディングする場合、リズムトラックはレ
イテンシーを含んでいませんが、ギターの音もレイテン
シーを含まずモニターできるのが望ましいと言えます。
36Bit DSP
を経由すれば、この問題を回避することがで
きます。
各チャンネルをミックスしたステレオ
2CH
マスター出力
は、
DELTA 1010
アナログ
1/2ch
アウト・デジタルアウト
へ出力することが可能です。
各チャンネルをミックスしたステレオ
2CH
マスター出
力は、
DELTA 1010
アナログ
1/2ch
アウト・デジタルアウ
トへ出力する以外にも、オーディオアプリケーションの
入力ポートとしても認識されます。つまり、ゼロレイテ
ンシーモニタリング以外にもゼロレイテンシーの状態で
ミックスダウンしながらオーディオアプリケーションで
リアルタイムレコーディング(内部パッチ)することま
でも可能になるのです。
このテクノロジー使用すれば、ソフトウェアインストゥ
ルメントをホスト
MIDI
アプリケーションでシーケンス
させながら、同時にソフトウェアインストゥルメントの
アプリケーションからの
↓
1ch
∼
10ch
出力
↓
DELTA 1010
の
↓
1ch
∼
10ch
入力
↓
↑ ↑
マスター出力
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