DELTA 1010 User's Guide : Chapter 524
Chapter 5:
コントロールパネル・
ソフトウェア
はじめに
デバイスドライバには、
DELTA 1010
をコントロールする
ためのコントロールパネル・ソフトウェアが含まれます。
コントロールパネル・ソフトウェアは、
DELTA 1010
←→
デバイスドライバ←→コントロールパネル・ソフトウェ
ア←→オーディオアプリケーションまでの情報の流れの
中で、
DELTA 1010
を使用する上での重要な設定を行いま
す。コントロールパネル・ソフトウェアを把握すること
で
DELTA 1010
に装備された機能全てを効率良く的確に
使用できます。
Mac OS 9.x
でのコントロールパネル・
ソフトウェアの仕様(
DeltaPanelPPC
)
Mac OS 9.x
のコントロールパネル・ソフトウェアの名称
は、
DeltaPanelPPC
になります。インストールガイド
に従ってドライバをインストールし、
OS
を再起動してか
ら、
Delta Panel PPC
を起動して下さい。また、
ASIO
対応アプリケーションの
ASIO
コントロールパネル
からも起動させることもできます。
Monitor Mixer
コントロールパネル・ソフトウェアを起動するとはじめ
に表示されるのが
Monitor Mixer
です。
Monitor Mixer
は、
PCI HOST
カードに装備した
36Bit Digital Signal Processor
(
DSP
)処理のゼロレイテンシーモニターミキサーをコ
ントロールします。
Monitor Mixer
の出力は、アナログ
1/2ch
出力またはデジタル出力へ割り当てられ、ボリュー
ム
/
ソロ
/
ミュート
/
パンをコントロールします。
1. Master Volume
:
Monitor Mixer
の左に表示されてい
るチャンネルが
Master Volume
で、最も長いストロー
クを採用しています。
Master Volume
では、
Monitor
Mixer
全体の出力レベルをコントロールします。
Peak
Maters
はフルスケールに対しての出力シグナルレベル
を表し、
Master Volume
フェーダーから直接影響を受
けます。
2. Mixer Input
:
Mixer Input
は、
Monitor Mixer
の入力
になります。
Mixer Input
は、
DELTA 1010
のアナログ
/
デジタル入力とオーディオアプリケーション(オー
ディオアプリケーションから
DELTA
への出力)が入
力されます。
DELTA 1010
の物理的入力とオーディオ
アプリケーションの出力が入力されることで、
Mixer
Input
は柔軟な機能となっています。各入力チャンネ
ルではボリューム
/
ソロ
/
ミュート
/
パンのコントロー
ルが可能です。
Peak Maters
は、各チャンネルへ入力
されたソースのプリフェーダーレベルを表示するた
め、フェーダーをコントロールしても変化はありませ
んが、
Master Volume
から出力されているレベルには
影響します。
以下は、
Monitor Mixer
の各チャンネルに入力されるソー
スを表しています。
1.Master Volume
:
Mixer Input
に入力されたソースのマ
スター
2ch
ミックスが入力されます。
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