33DELTA 1010 User's Guide : Chapter 5
5
グレートのみで動作可能な状態になります。サンプリ
ングレートを固定すると、オーディオアプリケーショ
ンでサンプリングレートの変更ができなくなります。
初期設定では、
Rate Locked
にチェックされていま
せん。
• Reset Rate When Idle
:
DELTA 1010
は、最後に終了し
たオーディオアプリケーションのサンプリングレート
で動作を続けます。
Reset Rate When Idle
にチェック
を入れると、オーディオアプリケーション終了後に初
期設定のサンプリングレートで動作するようになりま
す。従って、
Reset Rate When Idle
にチェックが入っ
ていないと、最後に終了したアプリケーションのサン
プリングレートが
22.5kHz
だった場合、デジタルミキ
サーやパッチベイも
22.5kHz
で動作を続けるため、音
質が劣化します。
3.S/PDIF
・
Word Clock Sample Rate
:
DELTA 1010
に接続したデジタル(
S/PDIF
)入力または
WordClock
入力からマスタークロックを供給する場合、
デバイスドライバへサンプリングレートを先読みさせる
ために、
DELTA 1010
に接続したデジタル機器の最も近
似値なサンプリングレートを選択します。
8kHz
∼
16kHz
などのローサンプリングレートの場合は、デジタル機器
の性能によっては適切にロックしない場合があります。
ここで選択されたサンプリングレートは、オーディオア
プリケーションで利用可能なサンプリングレートになり
ます。従って、オーディオアプリケーションも同じサン
プリングレートにしなければ、適切に動作致しません。
4.Multitrack Driver Devices
:
DELTA 1010
は、全チャンネル及び複数の
DELTA
シリー
ズの録再生を同期することが可能です。
• Single and In-Sync
:
マルチチャンネルでの録再生が
可能なオーディオアプリケーションを使用している
場合にはチェックを入れます。
DELTA 1010
の全チャ
ンネルを同期させます。
• Independent
:
ステレオ
2
チャンネルでの録再生が
可能なオーディオアプリケーションや、複数のオー
ディオアプリケーションで
DELTA 1010
を共有する
場合にはチェックを入れます。
• Multiple Card Sync
:
このオプションは、複数の
DELTA
シリーズがインストールされている場合に有
効になります。このオプションにチェックを入れる
と、複数の
DELTA
シリーズ
の全チャンネルを同期さ
せます。
5.Disable Control of the Monitor Mixer and Patchbay /
Router by Audio Applications
:
このチェックボックスは、
36Bit DSP
ゼロレイテンシー
モニターミキサーをご利用になっているユーザー様から
のご要望によって、新たに追加された機能です。一般的
なオーディオアプリケーションには、レコーディングす
るソースをダイレクトにサウンドカードへ返してレイテ
ンシーなしにモニターすることを可能にするダイレクト
モニタリング機能が装備されていますが、これらの処理
はソフトウェアによって行われ若干のレイテンシーを含
んでいるため、
36Bit DSP
ゼロレイテンシーモニタリン
グを優先して常に利用できるように、このチェックボッ
クスへチェックを入れると、オーディオアプリケーショ
ンのダイレクトモニタリング機能を停止させることがで
きます。
S/PDIF
S/PDIF
では、デジタルフォーマット・
SCMS
・エンファ
シスなどデジタル出力に関する設定と、ステータスを表
示します。また、
Consumer
と
Professional
に
Advanced
チェックボックスがあり、ステータスビットをデジタル
シグナルに含むことができます。
1.Digital Output Format
:
ここでは、デジタル(
Coaxial
)出力のデジタルフォーマッ
トを選択します。デジタルフォーマットには
Consumer
または
Professional
が選択できます。
1 2
3
Comments to this Manuals